「すいおう」の機能性や特徴

「すいおう」の特徴

「すいおう」には、ポリフェノールの一種であるカフェ誘導体やカロテノイドの一種ルテインが含まれており、それらの成分による効果が期待できます。また、カルシウムや鉄分、ビタミンB2、ビタミンKなども豊富で生野菜や青汁などとして摂取することによって野菜不足をサポートすることが可能です。

ポリフェノール
ポリフェノール

「すいおう」のポリフェノール含量は、ホウレンソウなどの、一般的に体によさそうと思われる野菜の数値を上回っており、強い抗酸化力を有しています。
また、「すいおう」は、試験管内・培養細胞レベルで、強い抗酸化作用、抗腫瘍作用、抗高血圧作用、抗糖尿病作用、抗エイズ作用などを示すカフェ酸誘導体を含み、特に強い活性を示す「3,4,5-トリカフェオイルキナ酸」を含有しています。
この[3,4,5-トリカフェオイルキナ酸]の存在は、ペルー産のキク科植物の根とレタス培養細胞でしか報告されていない。「すいおう」の葉身部には、総ポリフェノールが野菜のなかではトップクラスの含量であり、抗酸化性能やラジカル消去活性が高く、わが国における生活習慣病のトップ3である抗ガン作用、抗糖尿病作用、抗高血圧作用に有効であるとの研究成果が報告されております。

(農研機構 独立行政法人九州沖縄農業研究センターの技術解説 食品と技術2008-08)

「すいおう」のポリフェノール含量Koji Ishiguro et al, Acta Hort,637, 339-345(2004)より引用改変

カフェ酸誘導体の抗糖尿病作用Makoto Yoshimoto et al, Acta Hort, 703,107-115(2006)より引用改変


ルテイン

ルテイン

ルテインは、野菜や果物に含まれる黄色い色素であり、カロテノイドの一種(キサントフィル)です。体内では眼や肌などに存在し、ルテインの摂取量と加齢黄斑変性症との関係が2年間のヒト介入摂取試験により明らかにされており、眼科医により推奨されているという報告があります。「すいおう」は、他の野菜と比べても多くルテインを含んでいます。

「すいおう」のルテイン量石黒浩二,農業および園芸,81,(3),345-349(2006)より引用改変
Olmedilla et al,Nutrition,19,21-24(2003)
Larson T et al,Optometry,80,579-586(2009)


「すいおう」開発者からのメッセージ

平成26年6月30日
山川アグリコンサルツ代表
(元)九州沖縄農業研究センター所長
農学博士 山川 理
研究人生37年を終わるとき、仲間たちとともに実り豊かな研究成果を積み上げることができたことを神に感謝しつつも、この成果を研究所内だけにとどめ置くことは絶対に許されないだろうと思った。そして、研究成果を社会に還元することに私の残り人生をかけることを決心した。そのためには、かつての研究者仲間の力を再度借りることも必要になるだろうし、「農産業の力によって、地域を活性化し、豊かにする」という志を共有している企業やNPOの方々と連携することも重要だろう。国や県、あるいは大学の研究室の中にはまだ生かし切れていない多くの研究成果が眠っている。少し改良すれば優れた成果に生まれ変わるだろう半熟の成果もある。機能性や栄養価値の優れた茎葉利用さつまいも品種「すいおう」のように開発後10年以上経て徐々にではあるがその優れた特性が社会に認められつつある成果もある。科学の歴史の中では再発見や再評価は良く起こる。研究者は常に謙虚な心、曇りのない目で対象物を見つめ直すことが大切だと思う次第である。


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